ショウガの壺 - ミョウガなら庭で育つ!









生姜の育て方





生姜の育て方








種生姜から芽出しさせる

生姜はある程度の気温にならないと発芽しませんが、いきなり種生姜を植え付けるよりも、事前に芽出ししてから植え付ける方が発芽率がよくなることがあるようです。


生姜の植え付けは深くなることが多いようです。これは乾燥により生姜がかれることを防ぐことが目的なのですが、芽が出てくるにはある程度の高温が必要です。特に季節の変わり目から寒い時期に植えますのでこれは顕著です。

もし、高温にしたければ薄く土をかぶせるくらいのほうが高温になります。しかし、夏場、乾燥で枯れる確率が高くなります。

ジャガイモのように寄せ土していけばいいのかもしれませんが、かなり横に広がるため、また、密集していくため、隙間がなくなります。

ここに寄せ土をするというのは見た感じからして無理そうです。

そのため、あまり数がない場合は、手間はかかりますが、芽出しをしてから芽の発芽箇所を切り分けて植えたほうが効率がいいかと思われます。





大きい生姜です。種生姜を買いました。


これだけ入っています。


一体、これのどこからどのように芽が出てくるでしょうか?


だいぶ、乾燥しています。

生姜の育て方
売られている生姜との違いは大きさが多少小さい、コブが多いことくらいでしょうか。

生姜の芽出し
プラスチック製の容器に入れて、土を浅く被せます。

生姜の育て方、植え方、芽出し
生姜が隠れるくらいに土を被せます。
あまり深植えすると水がたまり腐る可能性が出てきてしまいそうです。

生姜の育て方、植え方、芽出し
水を与えました。
乾燥させ過ぎないようにほどほどにあたえるくらいにしないと、腐ってしまいます。


新芽が出てきました。
これで芽出しができました。
生姜の芽が出てくるためにはかなりの高温が必要です。

生姜は熱帯地方の植物であるといえますが、乾燥には弱いものです。
つまり、高温多湿、雨が多い、乾燥しない地域に適したものです。

多湿までは、この国の気候はぴったりですが、カビがはびこる環境に最適な環境ですので、生姜には適していません。
すぐに腐る方向に進んでしまいます。
そういう環境で生姜を芽出するのはある意味難しいかもしれません。

このような容器に入れて芽出しするよりも、畑のような水はけがよい場所で、ビニールで覆いをして日光の温度で発芽させると、簡単で腐る確率が減るかもしれません。

かたつむりのようですが、小さく切った生姜からも発芽しています。
発芽している部分は生姜の新芽であり、まぎれもなく生姜です。
ミョウガのようでもあります。ミョウガはこの球根部分がありません。


芽が伸びている付け根から根が生えています。
一体どうやって成長するのかと思っていましたが、ここから芽と根が両方でる方式で、ジャガイモと同じタイプのようです。
いわゆる、塊茎が肥大したものが生姜というものなのかもしれません。


しっかりと根が生えています。
根は太く少なくしっかりと生えています。

毛細根のようには生えずに、ヒヤシンスの球根から出た根のようになっています。
これも球根タイプの特徴でしょう。


葉は単子葉タイプで、巻きながら螺旋状に展開していきます。
まっ菅に伸びてから広がっていきます。

ここは硬く垂直で竹の子などと似ている感じです。


植えていた方向が少し斜めだったようです。
芽は垂直に上にまっすぐと伸びていきます。


これが芽のもとです。
これは放置していた生姜です。
いわゆる食用として買った 生姜ですが、新生姜と言われるものであれば種にできます。
すりおろして使う古い大きく成長した生姜が、すりおろしに使える生姜で、ガリのように薄く切ってそれ自体を食べることができるのが小さい、未発達な生姜で、新生姜と言っているものです。


皮の色が鮮やかで綺麗で、若い感じがします。
やたらと、早取り、未成熟なものを美味しいといって食べてしまう風潮があります。
考えてみれば恐ろしいものです。
人の食欲とは。




ショウガの栽培は気象条件に左右される


例えば、大幅な気候変動の最中で、寒い冬が長引く、春が冬のようであったり、夏が猛暑で最高気温を記録更新するほど暑い日があるのに、秋になったかと思うと北部の山岳地域のように急激に冷え始めて、対応力が弱い人は変調をきたすような「人にきつい」気候変動の時期に入ってしまった場合には、かなり、ショウガの栽培は難しいと思います。


もともと、高温の地域で育ってきたショウガです。

高温でありながら多湿の熱帯地域がちょうどいいような気がします。ショウガの原産は熱帯アジア、インドということですので、とくに高温多湿な環境であることが分かります。

いつの間にか、日本の夏は温帯地方の気温は上がらないけどムシムシする暑さから、カラカラの灼熱地獄の砂漠の暑さへと変わってしまいました。標高の高い地域、場所、特に住んでいる住宅地が山を造成して建てたような場所であった場合でも、そこは気温の変動が激しくなります。

このような環境では、ショウガの発芽(芽出し)は遅れ、発芽したかと思ったら、梅雨がなく乾燥、高温の灼熱にさらされて、乾燥に弱いショウガはほとんど成長できずに枯れたようになり、9月に入り、秋雨前線が来たかと思ったら急激に寒くなって冬へ突入しそうな勢いで気温が低下していくと、水分はあっても寒すぎて話になりません。

ビニールハウスを持っていれば別ですが、普通はありません。

最近は、簡易式の家庭用のハウスのような小型のテントのような温室があります。これは容量が少ないため、ビニールハウスと比べると、ほとんど意味はないのですが、それでも、多少は効果があります。これからの家庭菜園では温室が基本アイテムになるかもしれません。





ショウガを植え付けてから育成、収穫まで





今回は失敗がないように、芽が出ているものを切り分けて植えました。
切り分けたというよりは折ったという感じですが、これでこの生姜は発芽失敗ということはなくなりました。

実は生姜栽培は植え付けが非常に深くて面倒で、発芽がしにくくなるために、気を使うことなので、その環境に適した深さ、植え方、実績があれば、それを毎年同じようにやるのがいいわけです。

たとえ、同じように同じ月日に植えてもだめなこともあるかもしれません。
それは、毎年気候変動が起きて常に変わっていくからです。
それらを最小限に抑えるには、十分に暖かくなってから、保温しつつ、芽出しをした生姜を浅めに植え付けることで一斉に発芽を揃えて失敗を少なくすることが出来ます。


植えると言ってもこういう感じで、地面から芽が出ています。
これでもう、発芽した。
という状態だともいえます。

どうみても発芽した状態です。
これでは失敗したとは言わせません。
ただの気分の悪い話になってしまいます。
異様な話、 気分が悪い話を聞いた時はしばらく気分が悪いものです。
それくらい、家庭菜園で失敗というのは禁物です。
精神的に疲弊しては何もなりません。


と、思ったら、巨大な生姜が抜け殻になっていました。
中身は空っぽです。脱皮したかのようです。
当然、中は菌類によって分解されていて空になっているわけですが、こういうこともあります。
大きい+発芽していない+雨+低温でこうなりました。


もう、スカスカです。
中身が腐敗しておぞましいことかとおもいきや、それさえも終わり、
綺麗にすっからかんです。

見事に空っぽです。

生姜というのは抗菌作用が強そうですが、
土壌中の菌に比べたら、どうにもならないようです。
それだけ、土壌中には菌がいっぱいいて、悪さをするものもあり、良い影響をするものも有り
人の体内に居ていいバランスを保つものも有ります。
土というのは神秘的なものです。


発芽がうまくいくとすぐにこういう風景が見れます。


成長途中ですが、場所を移動しなくてはいけなくなりました。
途中経過も見たいので掘り起こします。


がっと持ち上げると、浅めに植えたので簡単にとれます。
根もほとんど広がらず、生姜が広がっているのがわかります。

これでも十分に大きくなっていることがわかります。


これがどこまでが種生姜だったか、
非常にわかりづらいですが、
実はほとんどが種生姜です。


この新芽の根元が膨らんでいるのが分かります。
これが生姜のもととなるものです。


これを見ると、古い皮が分厚い感じのが種生姜で、しわしわしています。
根は広がっていていい感じです。

まだまだ、今年の生姜は出来ていません。


新芽は根元からどんどんと分かれて発芽していきますので、
栽培期間が長いほど大きく、たくさん収穫することができます。
それがポイントでもあります。


これが生姜の根です。

太くて短い根が触手のように伸びていることが分かります。
決して、ランダムに伸びたいだけ伸びるという植物とは異なります。


これを再び、最適な場所、深さに植え直します。
なにせ、夏が暑すぎて、乾燥が多い年もあり、
深く植えないとあっという間に立ち枯れてしまいます。


もう、種生姜の役目は終わっています。
好きなだけ深く植えてもかまいません。


これが新生姜と呼べるかはさておき、
新鮮で美味しい生で食べれる生姜です。
これを茎ごと取って、酢漬けにすれば美味しい生姜の出来上がりです。


これは美味しそうですが、今とると、何もなくなってしまい、おしまいです。
さすがに贅沢すぎますので、我慢して植えます。


しっかりとしたいい土です。
水持ちがいい感じがします。
乾燥に弱いのが生姜です。


実は、林のようになるので、株間はできるだけあけます。
しかし、それは栽培期間によります。
高温乾燥期の夏が一瞬で低温に変わるような気候では、非常に短い栽培期間になり、
とてもそういう風にはなりません。

生姜をできるだけ繁茂させるには、そこの地域の気候が大事であり、人の努力などは
限られたものです。やはり、適した場所でこそ生姜は作られているのだと思います。


乾燥していそうですが、それでも、一応育っています。
一応、育つ程度で自家用に食べるだけでいっぱいいっぱいでしょう。


こちらも、株間が広いわりにスカスカです。
発芽不良もあります。
予定とだいぶ異なっています。
つまり、あまり育っていないということになります。
これを限界まで育てていても、産地のようないい生姜がたくさんとれることはないでしょう。


一応、1株から3本が生えています。
途中で、3本ほど枯れました。


もうじき、終わりなのに、これだけじゃ、期待はできません。


真夏の乾燥+超高温で枯れてしまったのが痛手です。


秋からぐっと冷え込んでいって、急激に枯れてきます。






一応、土寄せなどもしているのですが、
乾燥には全く勝てません。


これだけ立派な茎が乾燥で枯れています。
これは非常に大きな損失です。


少しでもやわらげるために、


寄せ土をします。


もう、めいいっぱい盛ります。






若干、もちかえしたかもしれません。




これだけ、立派に茂りました。


そして、本格的な冬の訪れの前にすぐさま枯れてしまいます。
それが生姜です。
熱帯の植物生姜です。